2014年2月2日日曜日

プロ選手インタビュー⑨「関口周一選手」

 

 

 

 

皆さんこんにちは。三和テニスアカデミーシンガポール所属の笠原正基です。

いよいよこれが最後のプロ選手インタビューとなりました!昨年非常に目覚しい活躍を見せてくれた関口周一プロの登場です!

関口プロの昨年のフューチャーズ3大会連続優勝の快挙は、ぼくも本当に嬉しく思いました。そのブレークスルーしたきっかけについて、まずは訊いてみました。

関口プロはある時、自分のできていると思っていた技術が実際より落ちていることに気づき、フィジカルを鍛え上げることでその技術が付いてきたそうです。それはフィジカルトレーナーをつけて、試合を続けながらトレーニングをして徐々に身に着いていったそうで、自分自身ではあまりブレークしたという感覚ではないようです。凄い努力の賜物ですね!

そして次にこのアンサーに関連もする質問なのですが、自分も含めなかなか練習の成果を試合で思うように出せないジュニアも多いと思います。本番に強くなるにはどうしたらいいですか?

この問いにはズバリ、反復あるのみ、だそうです。試合でできないというのは、まだ反復が足りていないということ。引き続き繰り返しやる必要があります。練習の時はとことん考えてやり、試合の時は考えないでやるのだそうです。試合に向けてのプランが大事とのアドバイスでした!

そしてもう一つ、関口プロのプレーで武器にしているものを訊いてみると・・フォアハンドとフィジカルの答が返ってきました。

関口プロは、武器は何か一つというのは好まなくて、フォアハンドを使うその動きが大切と思うので、当然フィジカルを鍛えることが必要になってきます。そうしてこの両方が今の武器になっているのだと思いました。またこういう勝ち方をしたいという考えが常にあるので、自分の戦術を使って相手を崩していくのも武器の一つだそうです。

今回のインタビューシリーズを通して、現在活躍しておられるプロの皆さんはフィジカルトレーニングにとても力を入れているのが分かりました。ジュニアのぼくたちも学ぶべきことだと思いました。

最後に関口プロに今シーズンの抱負を話していただきました。

まずは全てのグランドスラムに出場すること(現在のランキングだと予選から)。キャリアハイの更新、チャレンジャーではベスト4、決勝進出、そして全日本選手権では優勝を狙います。年末にはランキングを100位台に持って行きたい、との力強い言葉でした!

関口プロの印象は和やかで、話すとその優しさがこちらにも伝わってきます。けれどインタビューをさせてもらい、本当に自分に厳しく反復練習を繰り返すその姿が、自分の脳裏に焼きつきました。自分も大いに学ばなければいけないと思っています。

今年が関口プロにとって更なる飛躍の年になるよう願っています。
 
今回、プロ選手、コーチにインタビューの場を作って下さった、金子プロに深くお礼申し上げます。皆さんもこのインタビューからいろいろと学んだと思いますが、それを是非自分のテニスに活かしてください!
以上、最後の第9回目のプロ選手インタビューでした!

プロ選手インタビュー⑧「宮崎優実選手」

 

 

 

 

こんにちは。笠原正基です。
今日のインタビューは、このキャンプに参加している女子選手たちの憧れの存在、
宮崎優実プロです!


宮崎プロはいつも大変精力的に活動されています。昨年一番の大会は?そしてその内容について話していただきました。

それは、3月にあった島津選手権で、ベスト8に入った試合です。コーチを変えて、今までできなかったことを自分からいろいろトライできた、思い入れの強い大会で、去年の自分の中で一番です!とのことです。

次に海外遠征も多い宮崎プロに、遠征中泣きたくなるほど困ったことはありますか?と訊いてみました。

開口一番、たくさんありますとのことで、やはり体調を崩した時が一番辛いそうです。行く場所によっては、ローカルフードで合わなかったり、過酷な環境の中での遠征は、本当に泣きたくなる思いですが、その逆境をバネにして絶対頑張ろうと思うようにしています、と仰ってました。

そして次の質問は、もしプロ選手になっていなかったら何になっていたと思いますか?
皆さん何だと思いますか?

ズバリ、美容師だそうです。小さい頃から細かい作業が好きでメークにも興味があったので、テニスを続けながら美容系の学校に行こうかずっと迷ってましたが、高校生の時にテニスのプロになることに決めました。それはテニスの方が夢があったから!だそうです。


そしてここにいる女子選手へのアドバイスをお願いしました。

何事も恐れずトライしていくこと、諦めず続けていくことがとても大切ですね。それから女子はパワーだけでは勝てないので、頭を使うこと。素直にアドバイスを聞く姿勢が大事だと言っていました。

最後に2014年の抱負を。

どの試合もベストで戦えるよう頑張ります。まずは怪我を治し、ランキングは200位台を目指し頑張っていきたいと思います。

なかなか聞けそうにないことも話して戴き、今日はお洒落な宮崎プロの本音を聞くことができました。

2014年のご活躍をお祈りしています。

以上第8回目のプロインタビューでした。次回がラストになります!お楽しみに!

プロ選手インタビュー⑦「福田勝志選手」

 

 

 

 

こんにちは。三和テニスアカデミーシンガポールの笠原正基です。

今回のインタビューは、三和枚方所属のレフティ、右の福田勝志プロです!
非常に真面目な努力家にお見受けしますが、ポーカーフェイスでもあり、今日はその胸の内を聞かせてもらいました。
まず、福田プロは世界あちこちのATPフューチャーズに果敢に挑戦されていますが、勝った後、或いは負けた後にどういう気持ちでいること、また何をすることが次の大会につながると思われますか?

まず何をおいても試合分析だそうです。落ち込むこともあるとのことですが、まずは自分を見つめ直すことが何より大切で、それをやっていますと仰ってました。
続いての質問です。今までの選手生活で一番心に残った試合、対戦相手、そしてその内容はどんなものだったのでしょうか?

一つ目は、2004年全日本選手権で金山敦思選手と対戦しベスト8に入った試合、そしてもう一つは大阪Team Stuff Openで家族の前、そして三和枚方の皆さんの前で優勝できた試合だそうです。

福田プロの身内を思う優しい気持ちが伝わってきますね。

今回のキャンプでも一緒に練習をさせてもらいましたが、いつもハートに炎が燃えていて、内なる闘志を感じさせてくれる福田プロでした。
今年もますますのご活躍をお祈りしています!

以上、第7回目のプロインタビューでした。次回もお楽しみに!