2016年1月11日月曜日

【Message From Coach】低年齢で学んでもらいたいこと。


あけましておめでとうございます。
allout beat 2016は100名を超える選手と関係者により大変エネルギーのあるテニスキャンプとなりました。







1.ポモドーロ テクニックを導入。
時間内で高い集中力でタスクを達成させる能力をつけさせる。
(詳しくはトマトをクリックください。)

25分間外部の情報をカットし、とにかく目的達成に向けて取り組みます。
そして5分間の休憩を入れ、再度25分間課題に取り組みます。
1日8ポモドーロを取り入れ自分がこの時間に何をすべきなのかを明確にすることにより
時間内にとにかく達成しようと必死に取り組む姿勢が大きな変化に繋がりました。
限られた時間をコントロールする事で、時間のマネージメントをする事も出来るようになりいわゆる無駄な時間がなくなりました。






2.練習前のルーティーンの習慣化。
(映像は写真をクリック)

練習前に必ず15分を使い行いました。
ルーティーンを決めたのも低年齢から準備の重要性を指導すること。

1.パワーポジション
2.セミオープンスタンス
3.フリーハンド

ルーティーンを取り入れたことにより、10歳前後の選手たちは5日目からは自分たちで
掛け声とともにできるようになったことは大きな成果でした。
選手の自主性など尊重しすぎるのは危険です。まずは指導者がルーティーンを作り、そのルーティーンを基盤に沢山の準備を付け加えていってもらうのが今回のねらいです。


一流の選手は練習、試合だけをするのではなくその前後に使う時間がとても重要なことを理解しています。
そして共通していることは日々やることが決まっている事。自分のすべき事が明確になっていて中途半端な時間がない事です。その小さな積み重ねが将来の大きな差になります。







3.戦術に必要なテクニックの習得。
2週目に予定していた、戦術に必要なテクニックをポモドーロで徹底的に行いました。
1.ベーシックスイング
2.ウインドミル
3.ラットショット
4.フェイスアップ
5.サーブ
6.ボレー

ストロークに偏ることなく全てのテクニックを平等に行いました。
注意事項としては、各練習ごとに目的を、タスクを明確にすること。


この練習内容を取りいれたことにより選手は自分が今日何をするのか。今何をすべきなのか。何をしないべきなのかが明確になり、課題に取り組みやすくなったことだと思います。






4.総合評価
低年齢グループを4日間指導した結果。
練習をどう取り組んだら自分は上達するのか。
コーチは何を教えようとしているのか。
限られた時間何をすればいいのか。
なぜ自分はできていないのか。
何を注意したらいいのか。

などなど考えながら自分を少しでも上達させるのが練習という意識を植え付けながら指導しました。

各選手は2週間が過ぎればホームコートへ帰って練習する事となります。
ホームコートでの練習プラスキャンプで取り組んできた事をアド(付け加える)していけばより高い練習ができてくると願っています。
練習は他の人と同じ負荷と量、質、時間では他の選手に勝つ事ができません。
最終的には練習の中でどう自分に負荷をかけながら、高い意識を持って取り組めるかが今後の成長につながると思います。

バンコクよりみなさまの活躍を見守っております。
この場をお借りいたしまして選手、ご父母、スタッフの方々へ深く御礼申し上げます。




スタッフ紹介 

 塚田健一郎 APF ACADEMIES

『2016年は新しいステップの年です。』

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