2014年1月4日土曜日

【short 04】どうする?勝てないテニスを勝つテニスへ変える

2010年には1位の座に輝いたキャロライン ウォズニアッキ選手。しかし現在は10位(2014年1月3日)までランキングを落とし、去年のグランドスラムもウィンブルドンと全仏は2回戦で敗退しています。彼女は何故勝つことができないのでしょうか?
と、言うわけで今回ウォズニアッキ選手がどうすれば勝てるか勝手に分析してみました!

その1 〜時間を奪え〜
武器、特徴が無いと言われているウォズニアッキ選手。逆にニュートラルなショットはとても安定しています。このショットでも使い方によっては相手に攻めることができます。それが「時間を奪う」です。長いラリーの展開になった時、自分が普段打つタイミングより早くボールをとらえるようにします。こうすることにより相手がポジションに戻る時間を少しずつ奪っていき体勢を崩させるのです。ほんの0.1秒の遅れも蓄積すれば1歩分の遅れとなります。つまりニュートラルなショットを速球に見せる効果です!
その2 〜多彩な展開力を身につけろ〜
ウォズニアッキ選手のショットは高さ、球種ともに変化が少ないです。そのため相手はすぐにそのショットに慣れペースを簡単に奪ってしまいます。そこで今回allout challengeで皆が習得したウィンドミルとラットショットです。ウィンドミルはいろいろな使い方ができ、ヘビースピン、アングルショット、ロブ......つまり高さと角度を支配することができるのです。また相手のチャンスボール、ただ逆クロスに打つのでは無くシュート回転をかけて外に逃げて行く弾道のラットショット。相手のスウィートスポットを外し次確実に決めるボレーへとつなげます。またラットショットを警戒させといてのダウンザラインも有効です。
その3 〜ネットプレーを活用せよ〜
これもallout challengeでやりました!相手の体勢が崩れたのを確認してネットに出るスティール、体勢が崩れても粘ってくる相手へのとどめです!ツアーの選手の中でもこのスティールは普及しています。ポイントを省エネで確実に取るためにスティールはプレーに取り入れるべきでしょう。
3つ持論をあげましたが、これをしたから勝てるかと言われるとそうではありません。テニスには戦術以外にも持久力やメンタル、フィジカルが必要です。またその中には個性というものも存在します。全ての選手はどうにか隙を作らないために誰もが同様にトレーニングや練習をします。もし、その中で差ができるとしたら個性なのです。ウォズニアッキ選手は個性が分かりづらい選手ですがその個性がプレーに見えるようになったとき、おそらくトップ選手の中のトップに立つことが出来るでしょう。将来ウォズニアッキ選手が誰にも真似できない世界で唯一無二の選手になることを期待しています。

代表者:北山智也
班員:北山智也、松倉柊平、山村寿莉、新寝悠月、鈴木有沙


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