こんにちは、三和テニスアカデミー所属の笠原正基です。
2週間のキャンプも終わり、皆無事に戻られたと思います。
今回で第4回目のプロ選手、コーチインタビューになります。
みなさんいい笑顔ですね!
さて、今日のインタビューは右の添田選手です。
添田選手は皆さんももちろん知っていると思いますが、今年10月に行われたデ杯で2−2となった最終戦で見事勝利を収め、ワールドグループ復帰を果たしました。そこで自分はその時の心情、試合前の入り方について聞いてみました。
添田選手自身、今まで経験した試合の中で最も緊張した一戦だと言っていました。言い方が悪いかもしれませんですが、勝てばヒーロー、負ければ悪役という立場になってしまうかもしれない重要な一戦でした。前年も同じような場面で負けてしまい、今回はどうしても勝ちたいという気持ちが強く、試合前は怖さや不安があったにもかかわらず、それを乗り越えることができました。それにホームコートだということもあり、声援やサポートが後押ししてくれたと語っていました。その時のプレッシャーを思うと、それを乗り越えた添田選手は本当に凄いと思います。
続いての質問は、添田選手の試合前についてです。普段添田選手はとても穏やかで優しいイメージがありますが、練習・試合に入ると性格がガラッと変わります。そこで試合に入る前どのようなことを自分に言い聞かせているのか教えてもらいました。
20代前半の添田選手は勝つことを意識してツアーを回っていたそうですが、現在はただ勝つだけではなく、しっかりとテーマを持って試合に入り、常に考えながら臨むようにしているそうです。尚かつ、勝つということはもちろん忘れずにプレーすると言っていました。これは今までの蓄積された経験があるからこそ、そしてツアーのトップ選手と対戦していく中で徐々に試合に臨む姿勢が変わっていったと語っていました。ジュニア時代はとにかく勝つことがすべてだったと言っていましたが、こうして年を重ねることによって試合に入るアプローチの仕方が変わっていったそうです。
そして次の質問は皆さんとても興味があると思います!添田選手にとって越智コーチとはどんな存在ですか?
添田選手はここ数年越智コーチと一緒に回ってきました。そこで添田選手にとって越智コーチのエネルギーが自分自身を更に盛り上げてくれ、凄く頼もしい人だと言っていました。オンコートだけでなく、オフコート、普段の生活でもエネルギーに溢れる越智コーチ、自分もこのエネルギーで力をもらうことがたくさんありました。越智コーチから誰もが感じることだと思います。
最後は添田選手の来シーズンの目標を伺いました。
まず最初に目前に迫ったオーストラリアンオープン、そしてデ杯で自分の納得のいくプレーそして結果が出せるように。それからランキングでは添田選手のキャリアハイに持っていき、常にトップ100にいる安定したシーズンを送りたいと語っていました。
いよいよ待ちにまったオーストラリアンオープンです。今年最初のグランドスラムのオーストラリアンオープンで素晴らしい活躍をしてくれるでしょう!
皆さんも応援よろしくお願いします。
以上第4回目のプロ選手インタビューでした。キャンプは終わってしまいましたが、僕のインタビューはまだまだ続きます。次回もお楽しみに!
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