2013年12月31日火曜日

プロ選手インタビュー②「守屋宏紀選手」

こんにちは、2013年も残り数時間となりました。三和テニスアカデミー所属の笠原正基です。 今回もたくさん聞くことができました。
第2回目の1対1インタビューはこのイケメン選手!

 守屋宏紀選手です!



守屋選手も前回の奈良選手同様、決して体格が大きい選手ではありませんが、その中でも2011年には全日本選手権優勝、厳しい男子ツアーでも大活躍されています。

その中でも自分が特に印象的だったのは去年のジャパンオープン1回戦、対ワウリンカ戦です。1セット目は惜しくも5−7で落としましたが、2セット目見事6−4で取り返し、迎えた第3セット、守屋選手はどのような気持ちで3セット目に臨んだのか聞いてみました。 

守屋選手はその前年の全日本選手権で優勝したことにより、ワイルドカード(主催者推薦)でジャパンオープン本戦出場の切符を獲得しました。守屋選手自身、その時からトップとの差を肌で感じたいという強い気持ちを持つと同時にその与えられたチャンスを生かしたく、その結果スタートから自分の描いているテニスができたそうです。3セット目は2セット目を取った勢いがあり、攻撃の質を更に上げることを意識して臨んだそうです。

しかし、残念ながら守屋選手は最後にチャンスをものにできませんでした。そこで自分はトップとの差はいったいなんだったのかについて聞いてみました。

守屋選手が2セット目を取ったことによって、流れも一気に傾いていた試合だっただけに、何が足りなかったのか。守屋選手は相手のブレークチャンスとゲームポイントでの集中力とギアの高さが僅差の勝敗を分けたと語っていました。特に今のトップ選手を見ても、やはりブレークポイントやゲームポイントではラリーも自然と長くなり、それだけお互い高い集中力を持ってプレーしているがために、プレーの質もどんどん上がってくると感じました。

続いての質問は、 以前雑誌で守屋選手がフィジカルトレーニングにとても力を入れていると言っていました。皆さんも興味があると思ったのでその重要性を語ってもらいました 。

そこではある共通点がありました。前回インタビューした奈良選手同様、守屋選手も自分のように体格が恵まれていないので、人が持っていないものを身につけることによって、世界でも通用する選手になれると言っていました。フィジカルトレーニングは、守屋選手にとって欠かせないものであり、足腰が今となって武器となり、世界でも戦えることを証明してくれました。皆さんも例え、体格が大きくなくても、そういう姿勢を学ぶことが非常に大事であって、決して諦めないで下さい。 もう一つのフィジカルトレーニングの重要性はやはり怪我をしない身体作り。皆さんも知っていると思いますが、プロ選手は年間多くて25週ぐらい戦っていて、そのためにはしっかりとした身体作りが重要になってきます。守屋選手は怪我を避けるためにも毎日トレーニングとケアを入念に行っているそうです。



最後に来シーズンプロ5年目になる守屋選手から目標を語ってもらいました。

守屋選手は今年中に絶対トップ100の壁を乗り越えること、そして前回の全米オープンのように本戦の場で戦うことを目標に頑張るそうです。しかし、その中でもまずは自分にもう一度チャレンジし、怪我をしない年を送れるようにプレーしていくと言っていました。

みなさんも守屋選手のイケメンさに見とれるのではなく、こういうコツコツと積み重ねていく姿勢を是非学んでもらいたいと思います。来シーズンの守屋選手に大いに期待しましょう! 以上第2回目のインタビューでした。次回はデ杯のあのコーチです!

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