2015年1月16日金曜日

【allout beat】の魅力とは

新年あけましておめでとうございます。塚田健一郎です。100名を超える関係者によって開催されたallout beat 2015は申し込み開始してから2週間足らずで定員に到達しました。

沢山の方々から支持を受けるテニスキャンプとして認知され、責任感とプレッシャーを感じましたが素晴らしい時間を共有できる喜びと充実感を同時に体験することができました。



1.的確なコーチングは時間と場所、タイミングを見つけて行う。
前半は低年齢を対象に指導を行いました。この年齢では、正しい反復練習を行うことは当然ながら、コーチの指導したいことを選手自身が理解しようとするという事が必要となります。

 初日では私がドリルの目的や注意点を説明してから練習に入りますが、驚いたことに1回説明したことを沢山の選手が同じ質問をしてきました。 それに対しては私は無言をつらぬき通し、自分で聞いて理解しようとする力をつけさせようとしました。

私が同じ説明はしないと分かった選手は、2日目からはコーチの説明を聞いて理解しようとする選手の視線が変わりました。

コーチの指導をキャッチアップしようと必死で、選手自身でイメージしながら練習ができるように変化していきました。この変化はとても小さい事ですが、選手とコーチが同じ方向を目指し課題に取り組んでいく習慣をつけるのはとても重要なポイントとなります。


2.正しい選択をした結果のミスを褒める事。
低年齢では強く打てたから成功。ミスしたから失敗という事は間違っている事を指導します。
このコーチングはとても気を使いました。
最初はとても選手も混乱していたと思います。 何でコーチはミスしてんのに褒めるんだろう?何でコーチはいいボールを打ててるのに注意するんだろう?様々な状況でコース、スピード、ツールを選択してミスをした場合は褒めます。
まだ低年齢で経験や技術の確率が低いからです。これは練習と経験により修正が可能です。

しかし、いいショットを打ったとしてもそれが正しくない選択をした場合は指摘します。
年齢が高くなればなるほど、自分で的確な判断をし正しい選択をしなくてはなりません。

ある一定のレベルで勝てる選手となかなか勝てない選手の差はなんだろう?と質問があれば、正しい選択ができる選手とできない選手だと思います。テニスは常に正しい選択と判断が求められる競技であるからです。


3.【allout beat】の魅力とは
日本を離れテニスには最適な気候とファシリティーのあるバンコクで沢山の選手と共同生活することにより感性を磨いていく。

同世代のライバルと切磋琢磨し刺激を受け、優秀なコーチングスタッフの指導を受ける。これだけのテニスキャンプではない事が【allout beat】です。

今では【allout beat】は毎年ブランド化され選手だけではなく参加してくれているコーチやプロ、関係者も参加できている事に喜びと誇りを感じています。

バンコクで開催されている利点、文化や風習を学び、最高の環境でテニスを学ぶ。それだけではなく沢山の種をまき、近い将来大きな実を収穫できるように人間の幅を広げることが選手の将来に繋がると確信しています。

みなさんの活躍をバンコクより応援しています。

【allout beat】は常に前進し沢山の選手に大きな可能性を広げていけるようにします。 今回、参加してくれた選手、ご父兄、関係者の方にこの場をお借りして深く御礼申し上げます。



スタッフ紹介DSC 7843a 塚田健一郎 APF ACADEMIES

4月には第3児が産まれる予定です。さて男の子でしょうか?女の子でしょうか?

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