2015年1月15日木曜日

正しく目標を設定し、今すべきことを常に明確に!夢に向かって頑張ってください!


シンガポールからこんにちは平畑賢伍です。allout beat 2015はジュニア選手87名、プロ選手、プロコーチスタッフ、さらにバンコク校のジュニアの参加者を含めると総勢120名を超え、今年もエネルギーに満ち溢れる素晴らしいキャンプとなりました。


私が特に力を入れて取り組んだのは以下の3つです。


1. 目に見えないところが見える選手に
このキャンプのタイトルでもあるalloutという言葉はどんなことにおいてもすべてを出し切ることにあります。しかし、この2週間すべてを出し切ったところで、たったの2週間で成長出来ることは残念ながら限られているのもまた事実です。
私達はこの2週間を最大限活用し、テニスの試合に勝つための法則を学び、必要性を充分理解した上で、その為に必要なツール、戦術を伝えてゆきます。
練習の時の意識の仕方、イメージ、考え方などの「目に見えないところ」の指導に重点を置くことで、ただボールを打つ、ただ追い込む選手ではなく、明確な目的をもってテニスに打ち込める選手作りを目指しました。
例えば、同じショットのエラーだとしても、やろうとしていることがわかるミスをしている選手とそうでない選手とでは、1年後の結果はまったく違ったものになっているのではないでしょうか。実際にキャンプ終盤では、やろうとしていることがある程度明確になった上でのミスが圧倒的に増えているように感じました。



2. 正しい目標の設定方法とその達成方法
今回の講義の時間では、「目標で毎日を変えよう!」という講義をさせて頂きました。
目標の大切さを指摘することはあっても、目標をどのように活用するのかを指導する機会が少ないと感じていたので今回このテーマに取り組みました。
SMARTの法則を基に目標をたて、実行、検証、改善を繰り返しながら夢への階段を上っていってください。



3. 人間としての成長
異国の国であらゆる人種が集まり、共同生活をする利点を生かし、選手にはテニスコート以外でも素晴らしい選手(人間)になってもらえるよう、挨拶、私生活、食事、言葉使い、外国語、コーチやライバルとのコミュニケーション、道具の管理など、主に人間性の成長に力を入れて取り組みました。どんなことでもテニスに繫がり、成長出来るように指導しました。


キャンプに関わったすべての皆様に感謝申し上げます。
シンガポールより皆様の活躍を応援しています。

スタッフ紹介DSC 7843a 平畑賢伍 Sanwa Tennis Academy 所属
シンガポールにて選手育成に携わりアジアを中心に活動する。 ジュニア選手指導経歴はシンガポールジュニア男子12歳以下優勝した選手、ジュニア最年少でシンガポールオープン優勝、2012年オールシンガポールクラブマッチ3冠を達成した選手を輩出し現在アカデミーで指導中。 広陵高校、駒澤大学共にテニス部の主将を務める。 自身のアメリカ、チュニジア、中国などのフューチャーズにも参戦した経験あり。若さと元気さだけでなく、公正さと懐の深さを持ったジュニア選手からの信頼もとても厚い。  

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