トップバッターは2014年に大活躍した奈良くるみ選手のコーチである原田夏希コーチです。
今年はトップ50を維持することを目標にしてきましたが、それを上回る予想以上の活躍をしたので、終盤の方ではどうやって上位の選手たちに勝てるようになるかいろいろと試行錯誤をしていました。
どの瞬間にコーチとしてのやりがいを感じますか?
選手とコーチが考えていることが一致する時が一番コーチとしてのやりがいを感じるそうです。今年はリオオープンで優勝し、奈良選手自身がしっかり自立し、自分のプレーが明確になってきたので、すごくコーチとして充実した一年だったと仰ってました。
今年は特にクレーに力を入れたみたいですが、どんなところを重点的に取り組んだのですか?
コートを広く使うことをテーマにやっていったそうです。今年は相手を外に追い出し、中に入って主導権を握るプレーを求めた結果、少しずつプレーの幅も広まり、自分のテニスが確立されていったとのこと。クレーでのフットワークは、他のサーフェースでも有効に使えるので、それによりどの大会でもコンスタントに結果を残せるようになったそうです。
来シーズンはどのようなテニスを目指していきたいですか?
今年はチャレンジャー側だったが、来年はポイントをディフェンドする立場なので、どう下位の選手にしっかり勝ちきれるか、そして同時にどう上位に勝っていけるかがポイントだそうです。今年はエラーニ選手に勝ったのが自信になったそうで、今後はトップ選手に対してもっともっと勝てるようにやっていくと力強いメッセージでした。
これからも原田コーチと奈良選手の活躍を応援しています。
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